長野信金は1月29日、職員が157万円を着服したことを発表した。客から定期積金の集金として預かった現金を使い込んだもので、11人が被害に。本人は「ゲームやパチンコに使った」と供述している。

着服事件、またも定期積金の集金を悪用
出展・長野放送https://www.fnn.jp/posts/2020012900000003NBS
事件発覚から公表までかかった日数は?
12月2日に事件が発覚して1月22日に公表するまで、51日間。
犯人像
篠ノ井支店に勤務していた29歳の男性職員
犯行時期は
昨年2019年1月から11月にかけて、約11ヶ月。客の家に訪問して預かった定期積金の掛け金の一部を入金せず、着服していた 。
犯行金額と被害者数
被害者の数は11人で被害金額は157万円。発覚を逃れる為の穴埋めもしており、実際の被害額は91万円 。
発覚の経緯
犯行に及んだ男性職員が病気で休んだ際に、業務を引き継いだ別の職員が不正に気付いた。
犯行の動機
「スマホゲームの課金やパチンコに使った」と供述
処罰は
先月30日付で懲戒解雇。 親族が全額を弁済したことなどを考慮し刑事告訴はしない方針。
長野信金発表リリースhttp://www.nagano-shinkin.jp/files/info/20200129info.pdf
結論・定期積金の集金は着服の温床か?
着服事件の元凶になった仕事は、またも定期積金の集金。
1月17日に発覚した福邦銀行の着服事件も20代の行員で定期積金の集金24万円を着服していた。
着服期間は 2019年8月~11月 の4か月間で、顧客からの問い合わせで発覚している。
着服事件の温床になりがちな定期積金の集金業務は多くの金融機関で見直されて、口座振替に切り替わっている。
本日もブログを読んでいただき、ありがとうございました。

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