瀬戸信金職員が再び逮捕。2月21日に余罪が発覚で。

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瀬戸信金の元職員が再び逮捕されました。2月21日11時のニュース番組で報道され、各メディアも一斉に後追い取材をして報道を追加しています。

東海テレビ・ニュースから引用

新たに2500万円の不正引き出しで再逮捕

瀬戸信用金庫山口支店に勤めていた杉浦克也容疑者(27)は1月、顧客だった瀬戸市の80代の女性のキャッシュカードを使い、現金100万円を不正に引き出した窃盗の疑いで逮捕されています。

これまでの調べに対し、杉浦容疑者は容疑を認めたうえで「競馬に使った」などと供述していて、21日にも起訴される見通しです。

捜査関係者によりますと、その後の調べで杉浦容疑者が同様の手口で、さらに他の複数の顧客の預金からあわせて2500万円余りを引き出していた疑いが強まったということです」 

警察捜査で余罪が発覚。

この職員は1月31日に逮捕され、警察で取り調べを受けてきました。勾留期限の20日間の捜査で余罪が発覚した模様です。よって勾留期限が終わる21日に再逮捕が決まったのでしょう。

当初は100万円を引き出した容疑でしたが、2500万円まで引き出し額が拡大し、被害者も「複数」という説明に代わりました。

当然のことですが、警察捜査に全面的に協力し、各営業店では顧客に類似事件に会っていないかの聞き取り調査も徹底していますので、ひょっとしたら、今回の余罪は信金側の聞き取り調査で判明したものなのかもしれません。

いずれにしても、この職員の不正を早くキャッチできていれば、被害の全容や弁済などの対策を講じて公表する時間が確保できたでしょうから、瀬戸信金にも気の毒な面を感じます。

初公判で窃盗金額は当初の報道よりも倍近くの4000万円に増加

初の公判が名古屋地方裁判所で開かれました。

中日新聞社の報道によると、

「顧客のキャッシュカードを使って不正に預金を引き出したとして、窃盗罪に問われた瀬戸信用金庫(愛知県瀬戸市)の元職員、杉浦克也被告(27)の初公判が一日、名古屋地裁であり、杉浦被告は起訴内容を認めた。起訴内容によると、昨年三月〜今年一月の間、高齢女性六人のキャッシュカードを八十回以上にわたって使い、同信金の現金自動預払機(ATM)から計四千六十万円を不正に引き出したとされる」(中日新聞記事から抜粋)
2月21日の報道では被害額は約2500万円でしたが、初公判では4060万円にまで増加しています。
被害者数も高齢女性6人と特定されました。

事件の初公判について詳細はこちらから⇒

 
 

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