着服事件。イマドキ定期積金を集金する銀行があったの?福邦銀行で

着服
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着服事件発覚で福邦銀行が記者会見を開きました。

事件の概要は

「福邦銀行は今立支店(越前市)に勤務していた20代男性の元行員が2019年8月~11月に、顧客1人から預かった定期積金の掛け金計24万円を着服していたと発表した。同行は1月9日付で懲戒解雇した。

 同行によると、元行員は16年4月に入行し、17年4月から今立支店で渉外係として勤務。19年8月から4カ月間、顧客の自宅で集金した定期積金の掛け金(毎月6万円)を口座に入金せずに着服した。

 掛け金が払い込まれていないことを知らせるはがきが12月、顧客に届き、同行に問い合わせ発覚した。

 帳票で掛け金が払い込まれていないことに支店の担当者も気付いたが、「後日、入金した」との元行員の虚偽の報告をうのみにし、顧客口座を確認する作業を怠っていた。

 元行員は借入金返済に充てていたという。既に全額を弁済している。同行は刑事告訴するかは未定とした。行内の関係役職員の処分は近く行う。

 福井市内で会見した南出暁弥取締役企画部長らは謝罪し「内部管理体制の一層の強化、コンプライアンス意識の向上を図っていきたい。定期積金の現金集金を廃止することも一つの選択肢に、再発防止策を検討していく」と述べた。

問題のポイントは、現金を集金していたこと。

定期預金と定期積金の違いはご存知ですか?

定期預金とは、口座振替でするもの。一方の定期積金は集金して渉外係にお金を毎月渡すもの。。。いや、そのような時代もありましたが、渉外係の実働単価を考えて、ほとんどの金融機関で集金を辞めて自動振り替えをお客さまに勧めています。

実際に、過去にも集金したお金を着服する事件が発生し、その度に、定期積金の集金は見直されてきました。

また、定期積金と言えば信金、信組が得意とした商品で、毎月お客と顔を合わせるきっかけになると、積極的に推進されました。しかし、その信金・信組でも、「今では顔を合わせても取引が広がらない」として、定期積金そのものを取りやめるところもあります。

では、今回の事件で、疑問と問題点を指摘しましょう。

まず、銀行でありながら、手間暇がかかり、集金するコストもかかるような定期積金を今も取り扱っていた不思議?

おそらく、ライバルの福井銀行にはないサービスとして推奨してきたのでしょう。

もしくは、ライバルは集金業を続けている地元の信用金庫だったのかもしれません。

これだけ収益環境が悪くなり、コストダウンが求められている金融業界なのですから、福邦銀行さんは、もっと早く集金コストを考慮して、定期積金の現金取り扱いを廃止するか、口座振替に切り替えておかなければならなかったでしょう。

事件を起こした行員は、定期積金を取り扱っていなければ、今回のようなことを起こしてないのかも。

銀行の対応が引き起こしたとも見えます。

本日もブログを読んでいただき、ありがとうございました。

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