
3年目を迎える頃の若手銀行員さん。まわりも良く見えてきた反面、将来に対する不安や悩みも増えていませんか?
キャッシュレスにフィンテック、それにコロナショックなど昨今の情勢は、銀行員の将来性を危惧させるようなものばかりです。
昔は安定した銀行業界でしたが、激動する時代の中で、「完全オワコン化」と指摘されているのが銀行界です。
3年間、働いているうちに、心にモヤモヤするものを感じているはずです。
「3年働けばこのモヤモヤは消えるのかな」と思い続けて、気がづけば10年経っているなんてザラなのです。
銀行員 3年目/銀行員にとっての入社してから3年目とは?

新入社員として入行した某地銀で3年ほどの営業マン。もともと器用なこともあって出来る先輩のセールストークを真似してたら1年目にして同年次の営業実績1位に。仕事はたのしかったけど、当時付き合っていた遠距離の彼女に振られて、思い切って転職も考えだしましたい。

都内の銀行に就職。資産運用コンサルタントとして働いて頭取賞とかとるくらい、結構がんばった。先輩や上司からは、「侍みたい」とか「男のなかの男」とか言われた。わたし女なんだけど・・・そこの銀行はエグいくらいノルマがキツくて、毎週月曜日が憂鬱で。3年目を過ぎた頃「あ、死ぬまで営業とかムリ。」って突然、考えてしまって、その日のうちに「辞めます」って上司に報告しました。

3年目の後輩にアドバイスな。慣れ親しんだ最初の配属店もそろそろ転勤の時期やで。これまで新人だから大目に見てくれた先輩や上司、取引先も、もう普通の渉外係としか見てくれんよ。ここからが本番でっせ。

最近の銀行は「働き方改革」って言い出して、残業させない方針よね。その結果、よその業界に就職した同級生より給料が低くなっているのに驚く人も多いわ。それは残業代の格差。ずっと、銀行が残業代を払わなかったら、あなたの給料は決して高くないのに気が付くころよね。
銀行員3年目は、まわりが見えるタイミングなのです。
銀行員 3年目/銀行員が3年目までにやるべきこと
渉外係として、多くの取引先を担当。窓口では来店客への応対など接客スキルを学び、独り立ちできる頃。
これまでに資格勉強も、土日を惜しまずやってきたし、学生時代から続けてきた英会話スクールとかも、若いから続けることが出来ました。
銀行員の研修はハードですが、充実しています。多くの企業が銀行員のしっかりしたマナーに評価を与えています。
3年目までに、しっかり、本部のいうこと、先輩の経験談などに沿って、学んできた姿勢は立派なものなのです。
例えば、銀行時代に思いもよらなかった経験が他社で評価されることがあります。
これまで学んだスキルは銀行以外でも役立つものが多いです。
銀行員 3年目/3年目でやめたくなる理由とは?
3年目に人生の節目を感じます。それは、仕事の慣れであったり、定例的な転勤がきっかけになります。
その時に、多くの銀行員が「銀行を辞めたい理由、それでもとどまる理由」について思い、悩むのです。
過度なノルマ、徹底した上下関係。
手数料収入の高い保険や投資信託を不必要な顧客に頭を下げて売込む毎日。
就活の時にエントリーシートに書いた「地域貢献のための融資業務や地方創生、総合的なコンサルタント業務で企業を育成安定させたい願い」などが、違う世界。
そんな現状が銀行員のやる気を削ぎ落してしまいました。
✔︎頭痛がある
✔︎環境が変わってしんどい
✔︎ノルマがきつい
✔︎職場の雰囲気になじめない
✔︎今の支店になじめない
✔︎人間関係に悩んでいる
✔︎不眠がち
✔︎夜中に何度も起きる
✔︎自律神経がやられてる気がする
✔︎夜中に汗びっしょりで目が覚めた
✔︎動悸、息切れしてしまう。
多くの先輩銀行員が同じような経験をしています。
銀行員3年目は、誰もが転職を前向きに考える時期なのです。
銀行員 3年目/希望が失望に変わるとき、うつ病の危険性もあります
うつ病の発症には、ストレスが大きく関連しているといわれています。
現代社会は複雑で変化が激しいため、あちこちにストレスの誘因がひそんでいます。
希望に満ちあふれているはずの若い新入社員が、なぜか失望感や無気力感に見舞われることがあります。これをアパシー(無気力)・シンドロームといいます。
そして年齢とともに経験するさまざまな喪失体験が、うつ病発症のきっかけになるのではないかと考えられています。
銀行員 3年目/3年目で転職したい場合
不安があります。銀行員が転職し、次の職場で上手くやっていけるのか?と。
自分のやりたいことが見つかり前向きな転職をされる方もいますが、ほとんどの方々は何かしら銀行と折り合いがつかずに辞めてしまうのです。
だからといって、現実を我慢して、これからも続けていけますか?
何もしなくてもまた明日がやってくれば銀行に出勤するでしょう。
お局さんにまたいびられるかもしれません。
また、ミスが続いてまた泣いてしまうかも。そういう気持ちで、明日からも銀行に通うのはつらいものです。
でも、これからずっとモヤモヤしながら生きていたことのほうが、よほどもったいないと後悔しませんか。
転職に踏み出せない原因は以下のようなものです。
- 辞めるには次を決めてからでないとと思い込んでいたこと
- 銀行員は潰しが効かないと思い込んでいたこと
- 仕事への価値観の軸が新卒のままになっていて、転職を思い浮かべてもそれが足かせになっていたこと
転職して分かるのは
- 仕事を辞めてから転職しても良いこと
- 転職市場に自分を当てはめてみて、意外と銀行員は潰しが効くということ
- 最初は面倒だけど自己理解が進めば、モヤモヤせずに生活できるということ
- あまり恐れずに日々を過ごして良かったんだ、ということ
コロナ禍で転職できるのか?
コロナ禍で異業界転職した元銀行員が経験談語る!
この元銀行員の方はとっても良い話をされています。
要約すると、「コロナ禍でも転職できます。根拠としては、実際に私もコロナ禍で異業界転職はできたので十分に可能です」と話をしています。
詳しくはこちらをご参照ください「コロナ禍で転職できる?コロナ禍で異業界転職した元銀行員が経験談語る!」
銀行員 3年目/転職という選択肢も視野に
20代なり第二新卒のウチであれば、転職に不利はありません。
コンサルになることもできますし、化学メーカー営業にもひょっとしたらなれるかもしれません。
それこそ可能性は無限にあります。
逆にある程度の年代の行員が転職を”しなければならない”時は、同業種への転職が最善の手段と考えてしまうでしょう。
とにかく銀行から転職するなら早ければ早いほうがいいです。
若手銀行員は転職にも有利に働くことが多いので、自分の想像と違ったり、やりたいことが他にできた場合などは、そのポテンシャルを失う前に転職を決意してしまった方が良いでしょう。
年次を重ねれば重ねるほど、銀行から抜け出せない「気持ち」へと変化していってしまうのです。
どんな転職先がおすすめなのか
銀行員から転職を考える人の中には、必ず公務員への転身を視野に入れる人がいます。
安定志向のバンカーらしい発想で、一昔前なら公務員転職もありでした。
しかし、今は死ぬほどコスパが悪い業種です。
特に銀行と比べても公務員は圧倒的安月給で、リアルにワーキングプアになってしまう恐れがあります。
例えば、国家公務員の給料ですが、20代の若手とか本当に悲惨なことになっています。
公務員に転身して後悔している人が多いのは事実です。
転職するなら「転職エージェント」一択
転職をする方法は、様々な方法があります。
例えば、「ハローワーク」もそうですし、「転職フェア」というイベント企画もあります。
また、一般的に、「転職サイト」と呼ばれるサービスには、「エージェント型」「サイト型」「スカウト型」の3パターンがあります。
ただし、ハローワークは、出展企業がほとんどお金を出さなくてもいいので、求人への本気度が他のサービスに比べて低い場合もあるというのと、比較的給料面で安い企業が多いというのが難点なのです。
銀行員のあなたは、バブル期などに比べれば給料水準は低くなったかもしれませんが、それでもまだまだ高給取りな部類です。
つまり、転職市場価値の高い銀行員が使うには、リスクがあるという事になります。
そのため銀行員の転職に、ハローワークとサイト型の転職サイトは向かないのです。
エージェント型の転職サイトとは、「転職エージェント」と呼ばれる人が、企業とあなたを取り持って、直接交渉をするサービスです。
このように、企業とあなたとの間に介入してくれるのは、「エージェント型」の転職サイトだけで、その他の転職サービスは、全て企業と直接交渉をする形になります。
銀行員が転職するなら転職エージェントがおすすめ
転職エージェントに登録すれば無料で下のポイントをサポートしてくれます。
- 希望の求人探し
- ブラック企業ではないのかのチェック
- 履歴書・職務経歴書の内容のチェックや添削
- 面接対策
- 企業研究・業界研究
- 志望動機を考える
- 内定後の給与などの条件交渉
エージェントは売り込みたい企業に対して、あなたの経歴だけでなく、人柄ややる気などもアピールしてくれます。
また、あなたに対して企業の紹介もしますが、単なる条件だけでなく、その企業の社風やあなたが働くことになる部署の上司の人柄まで説明してくれます。
だから、ミスマッチも起こりにくし、適切な会社をスムーズに見つける事が出来ます。
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