FP(ファイナンシャルプランナー)資格は、銀行員のほとんどが取得している試験でしょう。
銀行就職希望者が学生の間にFP資格を取得する人も増えています。
試験日
2級FP技能士も3級と同様年3回、同じ月に試験が行われます。
合格率
合格率は35%前後。
資格としての難易度は普通といったところでしょうか。
勉強期間・時間
AFPと同時に取ることが多いので、必要な勉強期間は半年はみておきたいものです。時間にして360時間、1日2時間の勉強を6ヶ月続ければ合格圏内を狙えます。
合格点
学科試験が筆記試験(マークシート形式、四答択一式)で60点満点で36点以上、実技試験は「きんざい」の試験は50点満点で30点以上。日本FP協会は100点満点で60点以上です。
2級も学科試験と実技試験からなりますが、実技試験の方が試験を実施する機関によって出題形式や内容が異なります。
特別な理由が無ければ「きんざい」が行う試験の方が初心者向けで簡単といわれています。
「きんざい」が行う実技試験は個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務(1・9月のみ受験可能)、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務(9月のみ受験可能)から選べるので、3級と同じく特別な理由が無ければ「個人資産相談業務」を選びましょう。
なお、日本FP協会の実技試験は「資産設計提案業務」しか選べません。
FP資格の登竜門である3級FP技能士は予備校などを利用しなくても十分に1発合格が狙えます。
合格率
合格率は50~70%で推移しています。
試験日
年3回、1月、5月、9月に試験が受けられます。
挑戦回数が多いことも人気がある要因です。
勉強期間・時間
勉強期間は時間にして180時間、1日2時間の勉強を3か月続ければ十分合格を狙えます。
もっと勉強時間を取れる人や、元々FP関連の知識の下地がある方は1か月の勉強期間でも合格することができるでしょう。
合格点
学科試験(マークシートで○×式・三答択一式)が60点満点で36点以上、実技試験(といっても口頭試験ではありません。事例形式のペーパーテストです。)が50点満点で30点以上の得点が必要です。
実技試験は「個人資産相談業務」と「資産設計提案業務」から選択しますが、金融機関で働いているなどの特別な人以外は「個人資産相談業務」を選びましょう。
国から委託されて試験を執り行う機関が「金融財政事情研究会 」(通称「きんざい」)と「 日本FP協会」の二つがありますが、実技試験で「個人資産相談業務」を選択する場合は「きんざい」が主催する試験を受験することになります。
なお「資産設計提案業務」というのは保険や金融機関等にお勤めの方が扱う分野と考えて結構です。FP初心者は選択しない方が良いでしょう。
もし選択する場合は、日本FP協会主催の試験を受験することになります。
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