【滋賀銀行 着服 不祥事】全行員の借金を自己申告させ、波紋広がる

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着服
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全行員の借金調査で揺れる滋賀銀行

全行員に「借金の自己申告」 行員反発「強要だ」

滋賀銀行が子会社を含む全職員に債務状況の提出を求めていたことが10月20日、各ニュースが報道し話題となっています。同行では9月に男性行員が顧客から預かった現金約8550万円を横領したことが判明しており、同行は再発防止策の一環で任意提出としていますが、内部からは「実質的な強制でプライバシー侵害ではないか」との声も上がっています。

調査の原因となった不祥事はこちら

2022.09.22元行員による不祥事件の発生について

この度、当行において下記の不祥事件が発生いたしました。社会的、公共的に大きな役割を担い信用を旨とするべき金融機関として、かかる事態を招いたことについて役職員一同深く反省するとともに、被害に遭われたお客さまをはじめ、日頃から当行を信頼し、お取り引きをいただいているお客さまに心よりお詫び申し上げます。

1.事件の概要
  • (1)内容
    • 当行元行員(男性、35歳)が、定期預金作成等の目的でお客さまからお預かりした書類を利用し、引き出した現金を着服していたことが発覚いたしました。
    • なお、元行員は着服した現金を、遊興費や自己の投資、借入返済等に充てておりました。
  • (2)発覚日

    2022年8月19日(金)

  • (3)発覚の経緯
    • お客さまからの問い合わせを受け、調査した結果、発覚したものです。
  • (4)被害状況
    • 社内調査により、2016年11月から3ヵ店(大阪支店、京都支店、水口支店)において20先のお客さまから累計8,555万円(実質被害額2,699万円)を着服していたことが判明いたしました。
2.被害に遭われたお客さまへの対応

被害に遭われたお客さまを訪問し、事情説明のうえ、深くお詫び申し上げました。また、お客さまの被害金につきましては、当行が全額弁済いたしました。

なお、被害金につきましては、当該元行員とその親族から既に全額の弁償を受けております。

3.関係機関への報告等

本件発覚後、速やかに監督官庁等関係機関に報告するとともに、警察に相談しております。

4.関係者の処分

元行員は、2022年9月21日付で懲戒解雇処分といたしました。また、関係者については、今後、行内規程に基づき、厳正な処分を行います。

5.今後の対応

当行は、法令等遵守を経営の最重要課題の一つと位置付け、法令等遵守態勢の確立に取り組んでまいりましたが、今回の事件を厳粛に受けとめ、内部管理態勢の充実・強化に全行を挙げて取り組んでまいります。

(以上  滋賀銀行発表リリースより)

ツイッターでも反発の声多数

この滋賀銀行の行動に対して、

ツイッターでは「否定的」な反応が大多数です!

 

 

 

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