広島銀行の着服事件。発表から5か月後に逮捕。追加リリースの説明は?

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着服
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2月17日、広島県内のメディアが一斉に広島銀行元行員の逮捕を報道しました。事件の概要と考察をまとめます。

逮捕事件の概要は?

2月17日に逮捕され、地元の中国新聞をはじめ、NHKや中国放送などテレビメディアにも一斉に報道されました。(参照・NHKニュース)

事件の概要は、「 広島銀行に勤めていた27歳の元行員の男が、80代の顧客から預かった現金500万円を着服していたとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、広島銀行の元行員で、福山市の無職、渡邉良真 容疑者(27)です。
警察の調べによりますと、世羅町にある広島銀行の甲山支店に勤務していた去年8月、町内に住む80代の女性の顧客の自宅で、預金として預かった現金500万円を着服した業務上横領の疑いが持たれています。
渡邉容疑者は、甲山支店や岡山県の支店に勤務していた去年3月から9月にかけて、6人の顧客からあわせて3300万円余りを着服したとして、去年10月に懲戒解雇されました。
警察は、銀行の告訴を受けて捜査した結果、500万円の業務上横領の疑いが固まったとして17日に逮捕しました。
調べに対し、「間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。
広島銀行によりますと、逮捕前の調査に対し、着服した預金を借金の返済や競馬などに充てていたと話していたということです。
警察は、他にも顧客のキャッシュカードなどを不正に利用して、およそ2500万円を盗んだ疑いがあるとみて調べを進めています。

広島銀行の対応は?

この着服事件は、2019年10月1日に広島銀行が公表している事件です。

リリースでは、9月9日に 顧客からのお問い合わせ で発覚。9月末には行員を解雇し、翌日の10月1日に公表しています。

発表から5ヶ月後、逮捕された時の公表は必要か?

広島銀行のホームページを見ると、17日の逮捕報道を受けて、追加説明などのリリースは出していません( 2月20日 正午現在)。昨年10月に公表しているし、元行員の犯行なので、もう説明は必要ない、との判断でしょう。

本日もブログを読んでいただき、ありがとうございました。

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