続報、宮崎銀行の闇。着服事件は別の着服事件の再発防止対策中に起きていた!

着服
この記事は約3分で読めます。

1月22日に宮崎銀行が発表した着服事件で新たな事実が判明しました。今回の男性行員が起こした着服事件は、別の着服事件で再発防止策を徹底しているさなかに発生していたことがわかりました。宮崎銀行で何が起きたのか、続報です。

着服は、別の着服事件で行われた全店調査をすり抜けた!?

22日に発表された着服事件。頭取は記者会見で謝罪しました。

しかし、この事件が、別の着服事件で再発防止策を徹底している最中に起きていたことは明らかにしませんでした。

その事件とは、

2015年6月に起きた延岡営業部と都城営業部での1億5千万円の横領事件です。

http://www.miyagin.co.jp/pdf/1359_pdf_data.pdf

当時の宮崎銀行が公表したニュースリリースによると、

「 事件の概要・平成27年5月21日お客さまからの問い合わせにより調査を開始し、調査の結果、5月25日に当行元行員による公金費消の可能性が高いとして、公金費消事件として当局に第1報を報告いたしました。

・平成25年2月より累計11回にわたり、総額151,509,150円の不正な払い出しが行われていました。

・事件の発生した店舗は延岡営業部および都城営業部です。

・元行員は既に死亡していることから、今後の対応については刑事告訴を含め弁護士と検討中であります。 」

そして、事件の2か月後、8月に再度、事件経過についてリリースを公表しました。

http://www.miyagin.co.jp/pdf/1388_pdf_data.pdf#page=1&zoom=auto,-107,848

このリリースには、こう書かれてあります。

1.不祥事件にかかる調査結果・元行員が関与した全取引について、今般、全ての調査が完了いたしました。また、全店において類似の事象が無いか調査を実施しました。・調査の結果、元行員以外の関与した事象は無く、被害額については下記の通りです。①前回公表内容被害者数2名、金額 151,509,150円②今回判明した内容被害者数9名、金額 14,470,506円累計被害者数11名、金額 165,979,656円・被害に遭われた全てのお客さまへ、当行が本日までに全額補償させていただきました。

つまり、都城営業部で着服事件が発生したことから、 「全店において類似の事象が無いか調査を実施しました」と説明しているのです。

しかし、今月22日に公表リリースした着服事件には、

鹿児島南支店に勤務していた2014年12月から2017年6月までの間に、お客さまからお預かりした定期預金証書の金額と利率を改ざんし、着服していました 。 件数5件/被害額20,000,000円 ・・・とあります。

そうです。「 2014年12月から2017年6月までの間に」 定期預金証書の改ざん は、行われていたのです。全店調査は2015年に行われたにもかかわらず。。。

この時に、きちんと今回の事件を把握していたら、被害額は2011年の 投資信託取引残高報告書の偽造・件数1件/被害額2,000,000円 と鹿児島南支店での2千万円の合計金額2千2百万円で済んでいたのです。1億円を超える被害を生んでいなかったのでは。

記者会見で、平野亘也頭取は「信頼の回復と再発防止へ全行を挙げて取り組みたい」と話しています。

本日もブログを読んでいただきありがとうございます。

コメント