2021年は銀行人気が復活!
昨年まで多くの金融機関が優秀な人材採用難に苦慮してきましたが、今年は一転。
銀行人気が急激に高まっているんです!
2021年は、銀行の就活市場が大きく変化しました。
昨年まで、ノルマ主義やマイナス金利による収益低下で学生から敬遠されてきた銀行業界ですが、一転して、人気業種となっています。
その理由は、これまで学生の志望先業種のトップクラスだった「旅行」「航空」「鉄道」などがコロナの影響で、採用を見送ったり、縮小しているせいで、学生に「コロナ禍でも安定した職種」として「銀行」人気が再び高まっているのです。
就活生側も志望動機に大きな変化が出てきた
従来学生は、バイトやサークル活動で責任感のある仕事やサークルに打ち込んできた姿勢をアピールしてきました。
しかし、2020年から始まったステイホームで学生はまったく活動が出来ずに、就活でのアピールポイントを失っているんです。
不安が先行する就活となっているため、
そのため自己アピールよりも、志望先の業界研究に軸足を置いて、他の就活生に差をつけるという就活スタイルになってきています。
就活生向けに志望動機作成をアドバイスするページも用意していますので、まずは銀行のお仕事を理解して、面接や志望動機作成に活用してみてください。
みずほ銀行の志望動機を作るポイント
みずほ銀行を志望される就活生の皆さまへ
志望動機の作成ポイントを解説します。
みずほ銀の研究にあたり、見るポイントは「中期経営計画」
みずほフィナンシャルグループ(以下 <みずほ>)は、2019年度からの5年間を計画期間とする「5ヵ年経営計画 ~次世代金融への転換」を策定しています。
みずほの経営計画の概要
みずほ銀行の志望動機として、大切なのは
「<お客さまとの新たなパートナーシップ>
- 個人:新たな社会におけるライフデザインのパートナー
- 法人:産業構造の変化の中での事業展開の戦略的パートナー
- 市場参加者:多様な仲介機能を発揮する市場に精通したパートナー
- <オープン&コネクト>
- 「顧客」「地域」「機能」等を縦横無尽に組み合わせ、金融を巡る新たなバリューチェーンをよりオープンに創出
- <みずほ>グループ各社はもとより、外部とも積極的に協働
- <熱意と専門性>
- お客さまの夢や希望をもとに、社員一人ひとりが想いをもってお客さまに向き合う
- 高い専門性に裏打ちされた強みを発揮し、顧客ニーズを先取りして「考え・動き、そして実現する」
とありますが、要約すれば、「個人の熱意が大切である」ということ。これが志望者に求めているポイントです。
さらに、同行の特徴は「経営基盤の改革」に記載された、「「社内外で通用する人材バリュー」。
この発想の源は佐藤みずほフィナンシャルグループ会長の思想です。
インタビューの中でこう述べています。
こうした考え方は、三菱UFJグループには存在しない文化。
挑戦のしがいもあるでしょうね。
では、以上を踏まえて志望動機を作成すると
ポイントは
その求めている意図を理解し、銀行業務の基本だけでなく、プロジェクトファイナンスやM&A、さらにグローバルビジネスについて学ぶ努力を続けたい人が適任となるでしょう。
より具体的には(志望動機テンプレ)
「高校時代からビジネスの最前線に立つこと。
そしていつかは海外で仕事をしてみたいと考えていました。<みずほ>に入社したのも、その両方を叶える環境があると感じたからです。
キャリアのスタートは営業店回りをして、人と地域を学ぶ基礎を叩き込み、その後は、ファイナンスだけでなく、アドバイザー、M&Aなど取引先を徹底的にサポートして、どんなことでも相談してもらえる関係性をお客さまと築きたいと思います。
みずほ銀行の役割は、日本全国に拠点を持つお客さまの新規参入、事業展開などをスムーズに行う手助けをしつつ、それを成功に導くことが私たちの役目。
<みずほ>の価値を感じていただけるように努めたいと思います。また、自分自身では、ビジネススキルを磨く一方で、銀行員の枠を超えて、個性豊かで価値観も違う方々と意見を交わし、私自身の視野も考え方も大きく広げてまいります」
黄色のマーカー部分がポイントです。
この志望動機に、さらにIR資料から抜粋した文言を入れ、具体的な数字などを盛り込むと
完璧な志望動機が出来ます。
コメント