西日本シティ銀行の男性行員が8月18日に逮捕されました。
福岡県の各テレビ局が一斉にニュース報道しました。このうち九州朝日放送のニュースによると
冤罪の可能性は?
痴漢犯罪の逮捕報道で企業名や犯人の名前が明らかにされるケースは少なくなっています。それは映画「それでもボクはやってない」のように、冤罪の可能性も否定できないので、報道機関も慎重に追捜査します。
今回の西日本シティ銀行行員のケースは、報道によると、被害女性が6月中旬から2ヶ月間、複数回被害にあっていて、警察官が私服で同じ電車に乗っています。犯行現場を張り込み中の警官に見つかって現行犯逮捕されたのですから、冤罪の可能性は少なく、警察署も自信を持ってマスコミに事件を公表したのでしょう。各マスコミが当日の夕方のニュースで一斉に報道しました。
西日本シティ銀行の対応は?
西日本シティ銀行のリリースによると、
「本日、8月18日(火)、当行行員が福岡県迷惑行為防止条例違反の容疑で逮捕されましたことは、誠に遺憾で申し訳なく、深くお詫び申し上げますとともに、法令等遵守を徹底してまいります。」
事件の説明も、なんで逮捕されたのかも、まったく書かれていないリリースです。あとは自分で調べろ、ということでしょう。気持ちはわかりますが、もう少し丁寧なリリースがあっても良いのでは?と思えるリリースです。
西日本シティ銀行のコロナ感染者拡大で、本部はそれどころではない?
西日本シティ銀行では、新型コロナ感染者が急増していて、広報担当者もそれどころではないのでしょう。
全国で感染者発生が急に増えてきた7月末、西日本シティ銀行は7月28日に二日市支店(福岡県筑紫野市)で行員の感染が確認された以降、8人目の感染者発生を公表しています。最新のリリースは8月20日(木)、長住支店(福岡県福岡市)に勤務している職員
8人もの行員感染を次々に公表しているのは地銀で最多。どうして西日本シティ銀行だけ8人の感染者を出しているのか不思議です。同じ社宅とか寮とか実は飲み会をしていたとか接点はなかったのでしょうか?
そんな銀行内で、コロナ対策に一段と躍起になっている最中に、「痴漢逮捕」です。
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